先日、2014年12月2日(火曜日)、弥太の72回忌記念
「弥太のどぶろくおひろめ懇親会」を企画させていただきました。
その催しの報告とお礼を申し上げたいと存知ます。
懇親会(ザ・サンセットライブラリー)にて
参加者は、10名でした。
まず、私から、今年一年の弥太について判明した交友関係や、消息などをもとにご報告申し上げました。
弥太あてに贈呈本が数冊ありましたので、持参しました。
間野捷魯(かつろ)さんの初版本『体温』、弥太死去の昭和17年12月の翌年、
住江明さんが出版された『初版琴歌抄』、藤田文江さんの『夜の声』、など貴重な初版本数点と、
最近刊ですが、島崎曙海さんの『ビルマ日記』、中村伝喜さんの『土佐梁山泊』などです。
戦前の弥太の周辺には、全国的に交友した詩人たちがたくさんいました。
間野捷魯さんは、岡山の高梁市ご出身で、最近お亡くなりになっていました。
2014年10月中旬に「吉備路文学館」を訪ねまして、いろいろお話をうかがいました。
(来年は、岡山高梁にもお邪魔したいと計画しています。)
今回は、中村伝喜さんお孫さんの東條さま(女性)、立仙啓一さんの甥に当たられる沼敬さん(男性)と、
弥太遺族の周辺にて、かかわりの深い人々の参加も得て、昔の秘話もたくさん出てまいり、大変楽しく
一夜を過ごすこととなりました。また、香南市吉川から、岡崎祝壽さまが、今回の『弥太のどぶろく』の発売
に至る経緯や、どぶろくの製法と特徴について詳しく、お酒を提供くださりながら、皆さんでたっぷりと、
酔いしれて、このような、赤ら顔で、写真におさまりました。
□ Photo.1 ご出席の皆さん
宴会の最後に、岡本弥太作詞「わが涙」を、私先導で、参加者唱和で閉会させていただきました。
□ Photo.2.弥太の白牡丹図石碑の拓本を持参
弥太の白牡丹図(高村光太郎筆)石碑の拓本を持参
□ Photo.3. □ Photo.4
手前から、岡崎・光恵・長尾・佳世 どぶろくを前に右から井倉・東條さま
|