高知エコデザイン協議会
高杉晋吾氏は、永年にわたり環境問題に取り組んでいる気骨のジャーナリストとし
て知られています。たとえば、いまや日常語となった「循環型社会」という言葉。こ
の言葉を日本で最初に使ったのは他ならぬ高杉氏です。環境問題のパイオニアと言え
る高杉氏は全国の環境関連企業や自治体などを取材する中で、高知でのさまざまな取
組みに着目。昨年来、幾度となく高知を訪れ、精力的に取材活動を行ってきました。
「高度成長時の開発に取り残された分、高知には大きな可能性を感じる」。いつも高
杉氏はそう言って、環境対策の先進県になれる可能性を説きます。どうやら心底高知
のファンになったらしいのです。そして、高知エコデザイン協議会の設立や関係者の
熱意に感銘を受け、同協議会に参加する企業や団体の取材を続けてきました。そして
その結果が、『勇者の条件〜循環型社会を切り拓く〜』(ダイヤモンド社)という一
冊の本に結実しました。同書によって、「環境立県高知」が全国的にクローズアップ
されることになるでしょう。
そこで今般、高知エコデザイン協議会主催のもと、著者の高杉晋吾氏を高知に招き、記念講演会ならびに出版記念パーティを開催することになりました。
講演会は無料ですが、パーティ会費は7000円(「勇者の条件」一冊付き)です。ふるってご参加ください。なお、パーティへのご出席は下記によりFAXで事務局までお申し込み下さい。
|
高杉晋吾氏 プロフィール
1933年秋田県秋田市生まれ。早稲田大学卒業後、団体記者を経て1962年日本社会党社会新報記者。
1970年フリーランス、社会評論家・ジャーナリストとして現在にいたる。
朝日ジャーナルにて障害者問題のルポ「福祉幻想形態への序章」にてデビュー以降、
50数冊を公刊。
主な著書 『日本のダム』(三省堂書店)『産業廃棄物』(岩波書店) 『産業エコロジ
ー革命』(日経新聞社)
『北九州エコタウンを見に行く』(ダイヤモンド社) 『勇者の条件』(ダイ
ヤモンド社)等
高知エコデザイン協議会
高知県の産・学・官・民の協力により、2000年9月に設立されました。四万十川に代表される豊かな自然に恵まれた高知県のイメージ資産を最大限に活かしつつ、環境に配慮した製品の開発やサービス・情報の提供などを行うことによって、地場産業の成長を促し、21世紀以降も持続可能な社会の実現を目的としています。
|
|